総合花巻病院

TEL.0198-23-3311

理事長・院長挨拶

理事長挨拶

 令和7年4月1日に設立された公益社団法人花巻共立会はこれから新たな一歩を踏み出すこととなりました。

 花巻病院の歴史は古く、大正11年に初代院長の佐藤隆房が佐藤外科医院を里川口に開院したのが始まりですので100年以上続く病院であります。翌年の大正12年には花巻市内の有志の協力のもと花巻共立病院を設立しました。大正14年には今の花巻高等看護専門学校の前身となる附属花巻産婆看護婦学校を開校しています。その後、病院の名称は時代とともに変わり昭和32年に財団法人総合花巻病院となり、令和2年に花城町から御田屋町に移転してきました。

 花巻共立会は旧法人の事業である総合花巻病院、ケアメディカルはなまき(介護付有料老人ホーム)、通所リハビリテーション、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、こどものくに保育園そして花巻高等看護専門学校を継承し、今後も「愛は人を癒し、誠は病を治す」を基本理念に、微力ではありますが地域医療への貢献に尽力していく所存でございます。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

令和7年8月

公益社団法人花巻共立会 理事長 佐藤 正俊

 

院長挨拶

 

2025年5月から院長の槍沢公明(Utsugisawa Kimiaki)、脳神経内科医です。

<自己紹介>

私は、盛岡一高出身で、弘前大学医学部を1988年に卒業しました。卒後すぐに、当時、東儀英夫 教授と黒岩義之 助教授が新しく立ち上げた岩手医大神経内科に入局、盛岡に戻りました。自己免疫疾患、神経筋病理、脳の老化研究などを担当し、2006年まで講師をしていましたが、師匠の退官後、辞職し、長根百合子 先生 (現在、当院脳神経内科部長)と総合花巻病院脳神経内科を立ち上げました。総合花巻病院は積極的な医師にとって自由度の高い病院です。倫理委員会(非定期開催)IRB(毎月開催)を有し、臨床研究、治験や研究費の確保などがやる気次第で可能です。我々は重症筋無力症という免疫疾患をテーマに定め、全国の仲間を集めて多施設調査や解析を繰り返し、データを元に標準治療の改良、臨床ガイドラインの書き換えを主導し、ここ10年は複数の世界的な新薬開発に貢献してまいりました。英文論文はThe New England Journal of Medicine,The Lancet Neurologyなどトップジャーナルを含め140編を超えます。もちろん、地域医療にも19年間貢献してまいりました。

<最近の取り組み>

当院は現在、高度急性期機能をもたない地域中規模病院(当院は病床198床と施設85床)の立ち位置としてのコミュニティーホスピタルを目指し、この機能を充実させることで経営改善を図って行こうと考えています。コミュニティーホスピタルの詳細はここでは省略しますが、その期待される機能の一つに、「高度急性期機能を持たない病院でも対応できる入院依頼については広く受け入れを行うこと」が挙げられます。これは地域住民のみならず、開業医の先生の要望にも沿う方向性の機能と考えておりますが、当院では一般内科の活性不足からこの機能が十分果たせていなかったと思います。この領域は必ずしも高い専門性を要するわけではなく、受診させて入院させられるかがポイントです。そこで、当院では新たに2名の医師を総合診療科専属として確保し、上述の、受け入れ機能を担うこととしました。さらにはベッドコントロールセンターを併せて運用することで効率化も狙います。成果は上がり始め、総合診療科で概ね15-20床のベッドがコンスタントに運用され、全体の病床利用率もとりあえず例年より高めに推移しています。

<医師の皆様へ>

今後、人材の確保(特に内科系医師)、育成が急務であると痛感しております。上述のように、総合花巻病院は倫理委員会やIRBを有し、臨床研究や治験、研究費の確保などが可能で、特に中堅クラス以上の医師にとって、とても自由度の高い病院です。地域医療のニーズと先生の専門的ライフワークの両立が可能です。ご興味のある先生は気軽にお問い合わせください。

 

 

 

令和7年8月

総合花巻病院 院長 槍沢 公明

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